関東島商同窓会


第8回関東島商同窓会

野中 清[第15回卒島原]

平成14年10月26日(土)12時より、東京都千代田区の「霞山会館」において「第八回 関東島商同窓会」が開催されました。
当会場は、島原出身の故田上つや子さんが創業されたところで、現林田社長(甥子)も長崎出身と言うこともあり、島原からの懐かしい食べ物を準備いただけることで、毎回好評をいただいている場所です。

同会は、隔年ごとの開催であり、2年前の平成12年10月以来の開催となりました。

当日は、生憎の小雨混じりの天候で参加者の出足が心配されましたが、当日キャンセルもなく、連絡がとれていなかった方々の参加もあり、事務局サイドを喜ばすことになりました。
参加総数は会員・来賓の合計は130名となりました。

参加者は懐かしい顔ぶれを見つけると、ホットしたような和やかな表情となり、久しぶりの再会に喜びが見てとれました。

開始予定時刻12時を10分ほど経過して、第19回(S50)卒中村好伸さんの司会により総会開始の案内があり、第9回卒中道利治事務局長が開会宣言を行いました。宣言の前置きに「会場に来た段階で島原モードになって、個人レベルでの楽しいひと時を送ってください」としてスタートが切られました。

第5回(S36)卒の都筑雅則幹事長より幹事を代表して挨拶を行い、事前打合せのとおり進行に協力する形で、「皆さんにお伝えしたいのは、”お帰りなさい(ようこそいらっしゃいました)”、時間も押しているので簡単ですが、ご挨拶とさせていただきます。」と手短に切り上げていただき大拍手となりました。

引き続き、前回(H12/10)からの事業・会計報告を第17回卒金子和弘会計担当が行い、監査報告を第8回卒小島勝良会計監査担当が行いました。

次に、役員改選について第10回卒の吉田章事務局次長が行いました。主な改選内容は次のとおり(敬称略)
 副会長に第5回卒都筑雅則(前幹事長)・第7回卒清水忠数(前副幹事長)の両氏を選任、幹事長に第9回卒中道利治(前事務局長)、副幹事長に第10回卒吉田章(前事務局次長)・第13回卒渡辺初美(事務局)、事務局長に第15回卒野中清(前会計担当)、事務局次長に第16回卒蒲川利幸、事務局に第31回卒の各氏を選任しました。

新役員体制が総会において承認され、中道新幹事長が新役員を代表して次の挨拶を行いました。
・新幹事長の打診が渡辺会長からあったとき、もっと若返りをとお願いしたところ、「2年に1回じゃんば、わんのやれ」との指示とともに、「人生には3つの坂がある。わかるか?」の問いがあり、中道さんは「一つは上り坂、二つ目は下り坂、三つ目は思い浮かびません」と問い直したところ、会長いわく「まさか」という「さか」であると回答があり、このやりとりの結果、引き受けることになったと、内幕披露がありました。
 
以上で総会が終了し懇親会へと移りました。

懇親会は、新たな試みとして女性司会に交代し、第22回(S53)卒の関根聡子さんに担当いただきました。

懇親会では、第1回卒渡辺清孝会長の挨拶となりましたが、その冒頭、椅子に座っている参加者に、来賓である校長の挨拶が終わるまでは立って聞くようにと、先ずは躾に関する苦言を一言。
遠路からの来賓ならびに関東の他校同窓会からの来賓への謝辞のあと、「方言ば忘れっしもーて、知った人は知っちょとばってん」と島原弁が尻上がりに絶好調になって来ました。
挨拶では噴火後の島原のご苦労のこと・世情のこと・経済状況のこと等々を絡め、「経済は沈没しても気持ちは沈没しないように」とやや堅い話の後に、「今日はショーもあるげなとん。女性の司会から紹介さるっとは初めてなもんじゃけん、いつもは「ヘイ」という返事が、今日は「ハイ(裏声)」と言ってしまうぐらい揚がっちもうて」会場を爆笑に巻き込む話術は相変わらずでした。

来賓挨拶は島原からご出席いただいた、日宇孝良島商校長と大場正文島商同窓会会長にお願いしました。

日宇校長挨拶要旨
 校長就任3年目を迎えたが、前回も関東島商同窓会に呼んでいただきありがたい。学校の近況報告として、サッカーは決勝で国見と対戦したいと思っていたが、準決勝で敗戦し残念であった。
 島商の誇りとして「全生寮」がある。幕張メッセで行われた会議で紹介したところ反響が多く寄せられ、この制度は全国に誇れる教育の基本と思っている。高校改革の波が荒れ狂い、統廃合の危機にあるが、島商の歴史は教育の根幹をなすもので、生徒の頑張りで50周年に向かっているところであり、OBを含めた皆様方のご協力をいただきながら頑張っていきたい。

大場会長挨拶要旨
 島商も45周年を迎えた。本席に同伴の植木誠二副会長は島商のPTA会長でもあると紹介。
 9月14日には福岡地区も同窓会が開かれ、国見高の小嶺忠敏校長ともども招かれ出席してきた。島商も各地で同窓会をやってもらっており、喜ばしい。平成18年には50周年を迎える。それまでは何とか島商も存続させたいと思っているが、その後は責任をとりきれない。本席におられる方々も50周年の同窓会には是非里帰りをして、出席して欲しい。と心中穏やかではなくなるような、島原での同窓会へのお誘いがありました。

【来賓】
島商 日宇孝良校長
島商同窓会 大場正文会長・植木誠二副会長
関東島高同窓会 八幡秀昭副幹事長・寺田誠吾事務局長
関東島工同窓会 清田宗弘会長
関東島原南高同窓会 児島新衛会長・森野昭治副会長
関東口加高同窓会 福田学会長・平野康弘事務局長
関東島原半島会 山本十一幹事長
恩師(現在は文部科学省教科調査官) 吉野弘一先生
恩師 石黒秀子先生

次に、第45回(H13)卒の川上直哉君が新人として紹介されました。風貌は長身・茶髪であご鬚をたくわえた今時の若者といった印象でしたが、自己紹介では、はにかみながら「サッカーをやっていました。元気だけが取り柄です。よろしくお願いします」と挨拶があり、暖かい拍手を受けて関東同窓会の一員として迎えられました。
関東同窓会では、新人は会費なしのご招待としており、自己紹介をしてもらうことになっています。

以上のセレモニーが終わり、ようやく乾杯へと移り、第4回卒酒井弘光副会長が「母校島商と同窓会の発展ならびに本席参加者のご健勝を祈念して乾杯」の音頭をとり、楽しみの食事の時間へと移りました。

食事は参加者の皆さんが期待している島原からの直送で「かまぼこ、くろだご、皿うどん、ろくべえ」等々が用意されており、久しぶりの懐かしさと珍しさから、旧友との語らいも思い出話から近況報告や出席できてない仲間の現況等でかなりの盛り上がりをみせていました。

食事・会話に一段落ついた段階で、今回同窓会の目玉である、島原(広馬場)出身の歌手「大澤一恵」さんのミニライブへと移っていきました。
大澤さんは、日本とアメリカを股にかけて活躍中で、特にエルビスプレスリーに関しては国内では屈指の実力と評価の高いエネルギッシュな女性歌手です。故郷島原を愛する気持ちも強く、これからの若者に多くの経験と広い視野を持ってもらいたいとの思いから、知人の多いアメリカテネシー州クリーブランド市(非常に島原と似通った気候・風土で、そこに住む人達も穏やかでおおらかとの評)と島原市の姉妹都市を熱望し、島原市への提案も行ったとのことでした。
大澤さんが島商同窓会への出演の影には、中道幹事長が関東島高同窓会でお見かけしたことが発端で、わが同窓会への依頼をメールで「島商同窓会に”きなへ”」と出演依頼を行い、その島原弁を見た大澤さんが何とか日程をやりくりし「OK」となったとのことです。また、今日のステージ衣装は島高同窓会の時よりも上等なものを用意してきたと、トークも滑らかに始まりました。
さて、大澤さんのライブは、ご本人のリリース曲「島原慕情」をはじめ、参加者への大サービスとしてデュエットにも応じていただきました。
そのデュエットでは、最初は幹事(会計監査担当)の小島さんが「北空港」で楽しい思いをし、2番目の募集では何と日宇校長が酔いも手伝ってか率先して立候補され、校長ご自身の希望で「麦畑」を選曲され、それは楽しそうなデュエットでした。
しかしながら、歌唱力においては聴衆は楽しかったかは???   卒業間もない校長先生を知る若手OBからは、「学校は大丈夫か」との冷やかしも飛んでいましたが、大いに盛り上げていただきました。
さらに第27回卒久保田至誠さんがデュエットのラストとして「忘れていいの」をお願いし、その後、大澤さんがソロでエルビスの「この胸のときめきを」と「夜桜お七」を熱唱、会場の盛り上がりも最高潮となり、ライブを終了しましたが、大澤さんのCDプレゼントを企画していたこともあり、抽選会へと移りました。
抽選のくじ引き役を来賓の植木副会長、プレゼンターを大澤さんに引き受けていただき、幸運な人には生握手のおまけまでつけていただきました。
その後は、また暫く歓談の時間としたのですが、大澤さんのCD販売(握手つき)が好評で購入希望者が列をなすほどの状況で、さすがにプロの生歌を聴くと購買意欲を掻き立てるものだと感心させられました。

ライブで盛り上がった後の歓談が一段落したころ、来賓の吉野先生が趣味とされている、雅楽の「龍笛」という横笛による祝い曲「越天楽」をご披露いただきました。お話によると、それなりの音が出るまでには8年もの期間を要したとのことでした。

いよいよ、閉会の時間が近づき「校歌斉唱」へと移る前に、渡辺会長の”かたり”をやっていただきましたが、滅多にやらないということで、やや躓くところもありましたが、最後はビシッと決まり校歌斉唱も無事終了しました。
閉会宣言に移る前に、来賓の島高同窓会 八幡副幹事長が元応援団として「友情応援のエール」を贈っていただきました。

最後に、閉会宣言となりましたが、これまでは大先輩にお願いをしていたのですが、会長から若返りを図るために「若っかもんにさせろ」ということで、第29回(S60)卒の鍬取憲吾さんにお願いし、三本締めで無事お開きとなりました。

同窓会は無事に終了することができましたが、パンフレットには準備よろしく二次会「スナック東北」(島原出身の宮城修一さん経営)が予約されており、来賓の方をお誘いし、日宇校長先生・大場会長・植木副会長にお出でいただき、改めての盛り上がりとなりました。特に、植木副会長の踊り付きカラオケ「憧れのハワイ航路」は秀逸で、酔いの回った参加者を一気に惹きつける盛り上げ効果抜群の出し物でした。
一方で、30代以下の若い参加者は別組として行動し、またこれ盛り上がったそうで幹事役の吉永さんは5次会まで付き合い、午前様となったそうです。やはり同郷の人との交わりは心を癒す効果が大きいようで、次回の再開を誓うとともに、若者の参加者を倍増しようと威勢のいい発言もあった模様です。

今回の関東島商同窓会の模様は下記ホームページに掲載していますので、是非ご覧いただき、関東圏で生活する方には積極的に参加していただきたいと思っています。


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